Hindi for Backpackers

ヒンディー語の料理記事を和訳するブログ

マカル・サンクラーンティーに必要な11種の奉納、どれも決して不足してはならないだろう

扱った記事は違いますが、内容的には前回の続きとなります。マカル・サンクラーンティーでは、前回ご紹介したキチュリー以外にも、全部で11項目の必要なものがあるそう。これらを当日、神様に奉納するそうです。

 

今回和訳した記事はこちら▼

www.aajtak.in

 

※ いつもヒンディー語文も引用してますが、今回は日本文のみとなります🙇‍♂️

 

マカル・サンクラーンティー2022で奉納するもの

スーリヤ(太陽神)が、ある星座から別の星座へと移ることを「サンクラーンティー」と言います。スーリヤが「マカル(山羊座)」に移動することを「マカル・サンクラーンティー」と言います。マカル・サンクラーンティーにおいて、スーリヤに礼拝をするのは極めて重要です。この祭事において、沐浴と奉納は特に重要です。同時にこの催事において、凧を飛ばすのが伝統となっています。今回は1月14日(金)がマカル・サンクラーンティーとみなされるでしょう。この日にいくらかの奉納をすることで、特別な恩恵を受けるのです。

 

マカル・サンクラーンティー2022

パゥシャ月のシュックラパクシャのドゥワーダシー日(※)である、1/14(金)が、マカル・サンクラーティーとみなされるでしょう。この日に太陽が射手座を離れて山羊座に、約1ヶ月間やってきます。今回、太陽が山羊座に訪れるのが、午後2時29分となるでしょう。サンクラーンティーに沐浴と奉納をすることは極めて重要です。この日に行った奉納により良い結果がもたらされると信じられています。さぁ、この日にどんなものを奉納するのが良いとみなされたかを知りましょう。

 

(※)パゥシャ月(पौष)はヒンドゥー暦の10番目の月で、グレゴリオ暦の12〜1月に対応します。シュックラパクシャ(शुक्ल पक्ष)は、新月から上弦の月を経て満月になるまでの約2週間を指し、ドゥワーダシー日(द्वादशी तिथि)はヒンドゥー暦のすべての太陰日のうち、パクシャ期間の12番目の太陰日を言うそうです。

 

1…ゴマ

マカル・サンクラーンティーにゴマを奉納するのは良いとされています。ゴマを授けることで、シャニー神 (शनि / shani は土星の意) が喜びます。

2…キチュリー

マカル・サンクラーンティーの日に、キチュリーを食べることと同じくらい、奉納することも良いとされています。(前回の記事はこちら)

3…ジャガリー (赤糖)

この日に赤糖を奉納することも良いです。赤糖を奉納することで、スーリヤの恩恵を受けられます。

4…油

この日に油を奉納することは良いことです。この行為で、シャニー神の恩恵を受けられます。

5…穀物

マカル・サンクラーンティーの日に、5種の穀物を奉納することで、全ての望みが実現します。

6…ギー (ヤギのミルクで出来たバター)

この日にギーを奉納することで、ビジネスの成功を得られます。

7…レーヴディー

マカル・サンクラーンティーの日に、レーヴディーを奉納することも良いとされています。(ゴマ煎餅のよう。レシピ動画を見つけました ▼)

youtu.be

8…塩

この日に、塩の入った新しい包みを持ってきて、奉納しましょう。これによりシュックル神 (शुक्र / shukr は金星の意) が強くなります。

9…毛布

この日に毛布を奉納することは良いです。これにより、ラーフー神とシャニー神が穏やかになります。

10…飼料

この日に牛に飼料を食べさせることは良いです。

11…衣類

この日に、貧しい方や必要としている方へ、新しい衣類を与えて下さい。